在台湾沖縄県人会の皆様へ
この度、沖縄県読谷村および村議会より、台湾花蓮市の震災復興支援のための義援金 が拠出され、直接花蓮市政府へ届けられましたことをご報告いたします。
花蓮市の皆様は、今回の震災により大きな被害を受けられました。復興に向けて多くの困難に直面されていることと思いますが、私たち沖縄県人としても、支援の気持ちを届けたいという思いから、読谷村からお預かりした義援金目録をお渡しする運びとなりました。

台湾・花蓮とのつながりは、これまでの音楽交流などを通じて深まっており、今回の支援を通じてその絆がさらに強まることを願っております。
今回の義援金の交付にあたり、在台湾沖縄県人会の読谷村出身の留学生、杉岡風希 (台湾師範大学大学院生) をはじめ、前黒島萌さんが花蓮市政府を訪問し、直接、募金目録をお渡ししました。
その後、与那国島の交流団がお越しになり、前黒島さんと日頃中国語会話の練習を行なった成果発表を拝見させていただきました。

伝統工芸、物産、観光、自然、各分野にわたり、子供から年輩まで自力で島の紹介する取り組みに感銘を受けました。
今後も在台湾沖縄県人会として、沖縄と台湾の交流を大切にしながら、支え合える関係を築いていければと思います。
交付日:2025年2月17日 午前
交付先:花蓮市政府
読谷村村長:石嶺 傳實
募金代理:在台湾沖縄県人会
杉岡 風希(読谷村出身)
伊禮 武志・前黒島 萌
花蓮市の皆様の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
台湾師範大学 大学院
杉岡風希
このたび、読谷村を代表して花蓮市公所を表敬訪問し、地震の救済金の目録を贈呈する機会をいただきました。読谷村役場の皆様、そして台湾沖縄県人会の伊禮様とのご縁があり、今回の訪問に参加できたことを心より感謝申し上げます。
私自身、これまで生まれ育った読谷村と、現在留学中の台湾という二つの大切な場所の架け橋となる機会を得られたことを大変嬉しく思います。読谷村と花蓮市との交流の一環として、このような形で支援を届けることができたことに、深い喜びを感じています。
今回の訪問を通じて、地域を越えた助け合いの大切さを改めて実感しました。今後も、互いの絆を深めながら、支え合える関係を築いていければと思います。

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