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文化事業に興味がある方

更新日:2020年10月12日

県人会会員のみなさまこんにちは。

事務局の伊禮と申します。


Blogページができましたので、会員が順に寄稿しております。

今回は、僕の投稿になります。

自己紹介をさせてください。

職業は、音楽関係です。このお仕事をして25年目になります。 2011年に結婚し、嫁と共に台湾で『你好我好有限公司』を設立しました。

迪化街で小さなセレクトショップ、『你好我好』を経営しているのですが、

最近は、日本からのお客様が全く途絶えているので、OnlieStore通販を始めました。


文化事業を通して、様々な方向で人の繋がりを作る事ができる会社を目指しています。

経緯は、長くなるので、少し前( ~2015年ごろ)の記事ですが、こちらから。


台湾に通い始めた頃は、

県人会の前会長 諸喜田さんと、黒島会長にとてもお世話になりました。

沖縄音楽を海外進出するための調査で行き来していたのですが、当時は、黒島氏の事務所に間借りし足り、一緒に色んなところに行ってヒアリングしたりしていました。



手探りで台湾に会社ができたのは2011年、Japan FM Networkで、全国のラジオ局に台湾の情報を毎週お届けする番組『JFN樂樂台湾』の制作に携わるきっかけをいただき、台湾の地域ニュースや、音楽情報を届けていました。初めての収録日は、2011年3月11日、NHKから流れる日本の映像を見ながら、スタジオ入りしたのを覚えています。

この番組を通じて、台湾から日本に応援メッセージを届ける活動をしていました。

(この番組、2011年3月〜2018年3月で終了しています。)


他にも、メディアのコーディネートや、番組・イベント制作なども行なっています。





最近は、台湾と沖縄の歴史に興味があって、いろんな場所に足を運んで話を聞き、先人の足跡を追っています。


伝統芸能では、組踊保存会の台湾公演の実施。

108年1月20日 @大稻埕戲苑九樓劇場



琉球王朝禮楽御座楽研究会と台湾伝統芸能の交流。

108年5月12,13,14日

@読谷村妙武館読谷道場

@読谷村座喜味公民館

@沖縄県立博物館・美術館 講堂






武術交流では、

琉球古武道小林流空手妙武館と、

南宗少林俗家第子第八代掌門人、長拳螳螂門、大龍峒金獅團などの交流。






イベントでは、ORIOIN BEER FESTの現地制作などなど。



沖縄県台北事務所と連携して、台湾でコーヒーフェスティバルも実施しました。

交流のきっかけは、友人の小高とWILL君(STAYCOOL)が、台湾でコーヒー事業者のコミュニティをやっていて、

沖縄のコーヒー屋さん、ひばり屋を紹介したところから始まり、沖縄のバリスタが台湾に集まりました。

今でもお互いの関係が続いているので、この動きもすごく嬉しいです。



ライフワークになっているのが、台湾の原住民と沖縄の交流。

黒潮文化をテーマに実施している音楽祭で、『島嶼音楽季』は2014年から実施して、今年で7年目を迎えます。沖縄の人の昔の生活と、台湾の原住民の生活とても似てるんですね。琉球王朝以前の沖縄の生活、地域に残された記憶をどこまで掘り下げられるか、

毎回楽しみな企画です。2020年は、沖縄から芸術家が渡航できないので、作品を台湾でご紹介する活動とドキュメンタリーフィルムと共同制作の楽曲を作っています。


島嶼工芸展は、9月25日から10月25日まで花蓮文化創意園區で開催しています。

沖縄県工芸振興センターが推薦する10作家の作品展示の他にも、昨年沖縄で開催された、台湾展の年表(中文訳)の台湾での初展示を行なっています。

よろしければ、花蓮まで足をお運びください。



沖縄文化の紹介や交流活動はもちろん、日本の音楽家や海外の音楽家の招聘、公演の実施もしています。DJ KRUSH、Cornelius、細野晴臣、The Charlatans (UK),など。

そして、海外に進出する相互のインディペンデントアーティストの支援も行なっています。

最近は、コロナの状況下、できる範囲で交流の継続した取り組みが重要になると考えています。台湾に来た留学生も、文化事業に興味がある方は、気軽にご連絡いただければ、職場体験やイベントのお手伝いいただきながら、一緒に学んでいければと思います。

お気軽に連絡ください。


 

県人会は、台湾と関わりを持つ沖縄人にとって、心のよりどこりになればと考えています。

県人会の会員(連絡網)に未登録の方は、不定期に情報をお送りしますので、こちらのリンクからお申し込みください。


今後ともよろしくお願いします。

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